Message

　Water-Associated Community toward Collaborative Achievements (WACCA) は2010年度の水文・水資源学会の研究グループ助成「水文学若手会　－人的ネットワーク・及び学際的視野の形成に向けて－」に端を発した水文・水資源学に関わる若手～中堅の研究者，技術者のコミュニティです。 水文・水資源学をはじめとする水に関する研究に興味があるメンバーが集まることにより、参加者それぞれの知見を深化・展開すること、さらにはその知見を社会に還元することを目指しています。
　近年，研究が細分化しており，研究室や組織内で知識や技術を共有することが難しくなっています。また情報技術の発達により扱う情報量も増加しており，それらの処理にかかる負担も増えています。 WACCAは研究室や組織を超えた知識や技術の共有を進めることにより，効率的な研究の進展を目指しています。 また，研究に関する議論のみならず，研究環境や研究を取り巻く社会環境や研究成果の社会への還元に関する意見交換も積極的に行っています。
　ワッカ(WACCA)という言葉はアイヌ語で水、質の良い水、という意味があり、興味・関心を共にする仲間の「輪っか」を築くことを目指すという意味を込めています。

Project

Report

WACCAの活動に関する報告の一例を紹介いたします。私たちは広報も重要な活動の一つであると考えております。 現在は定例的な勉強会の情報は主にSlackやメーリングリストで案内していますが、主要なイベントに関しては予告・報告を別途WEBページにまとめております。 さらに、水文・水資源学会誌など、文献として記録を残すことにも積極的に取り組んでおります。その一つとして、私たちの主な研究内容や成果についてまとめた総説の出版も行いました。

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WACCAはその設立趣旨が示す通り、常に新しい参加者を歓迎しております。WACCAの活動に興味がありさえすれば、たとえ「水」に興味がなくとも歓迎です。 COVID-19の影響で現在の活動は主にオンラインとなっておりますが、状況が改善されれば合宿形式の勉強会、現地見学会、合同観測など実施したいと考えています。 また、過去の例にとらわれず新しく何かしてみたいという提案も大歓迎です。他学会や団体の方で本グループとの交流に興味がある方も大歓迎です。