FY2020 WACCA week (記録)

WACCAでは数年に1回この時期に合宿などのイベントを実施しておりました。今年はオンラインでのランチ&ナイト企画を集中して実施するWACCA weekを3月第4週に WACCA meeting 11th として開催しました。 Slackでのアンケート結果を踏まえて以下のようなプログラムで実施しました。

参加に関して

  • 途中参加、途中退出自由。チャットへの書き込みのみ、聴講のみも歓迎。
  • 一部のプログラムでは参加者に任意の宿題(質問への回答に対する1~数枚のスライド)を出し、冒頭で参加者それぞれが短いプレゼンを繰り返す形式を検討中。この際はスライドなしでの発言のみの参加も歓迎。詳細はリンク案内の際などに案内。
  • 上記の多数プレゼン型のプログラムにおいても聴講(カメラoff, マイクoff)のみも歓迎 (名前欄に”聴講のみ”など発言しない旨を記載して頂けると良いです)

プログラム

 ランチ (12:00~13:00)ナイト (21:00~)
22(月)10/20年後の水文・水資源学 
-WACCA 2030/40-
[司会:渡部(東大)]
n/a
23(火)失敗学 [司会:峠(東北大)]1)Hot topics [司会:田上(国環研)]
 今私が注目のモノ/コト/論文- 2) あの人に聞きたい [司会:渡辺(東大)]
拡大版ちょっと教えて-
24(水)研究の社会実装・産学官連携 
-合同会社WACCA-
[司会:渡部(東大)]
n/a
25(木)n/an/a
26(金)持ち腐れデータ/技術展覧会
-WACCAフェア-
[司会:木下(筑波大)]
今年度企画振り返り・次年度企画会議 [司会:田中(京大)]

プログラム詳細(3/22版)

  1. 10/20年後の水文・水資源学 -WACCA 2030/40- 22(月)[ランチ]

[1: 企画趣旨]

今後10年、20年後(2030/40)に水文水資源学・WACCAメンバーは何を達成しているか、また何を目指そうとしているか、個人単位・グループ(WACCA)単位など、様々な単位・分野での予測を語り合う。将来の予測を通じて私(もしくは私たち)はこれから何に取り組むべきか考えてみたい。

[2: 構成]

まず参加者各自(聴講希望者を除く)から数分程度、これからの10/20年で、1) あなたが達成したいこと、もしくは、2)水文水資源学で取り組むべき課題

について発言してもらいます(Zoom)。そのうえで、重要な点をトピックに別れて議論(Spatial Chat)します、最後にまとめて終了です。

[3: 参加者へのリクエスト] (もし可能なら対応お願いします)

上記の1)もしくは2)について発言内容を考えてもらえると幸いです。

  • 失敗学 23(火)[ランチ]

論文等の最終的な完成品に行きつくまでに,数々の失敗があるものだと思います.人目につかない失敗を寄せ集めたものが失敗学です.失敗談を共有することで,参加者が同じ過ちを繰り返さないようにすることを期待しています.

観測時の失敗を共有する内輪の会に参加していると,人から聞いたことがあり ます.このWACCAの枠組みでも色んな方々がいるので,観測に限らずに失敗 を共有する場があればと思っています.今回はその一歩目になればと思っています.

今回は参加者から広く以下のような話を聞きたいと思います.

・どのような失敗があったか

・どのように失敗を乗り越えたか など

形式はZOOMでざっくばらんに話して頂くような形にできればと思います.ラジオ形式で聞くだけ参加もOKです.内容も,研究・教育・プロジェクトなど何でもOKにしたいと思います.成功に直接繋がるような失敗談だけでなく,苦労話などもウェルカムです!参加者の事前の準備も必要ありません.WACCA weekの序盤なので,肩慣らしで気軽に話に来てください. みなさまのご参加をぜひお待ちしています

  • Hot topics –今私が注目のモノ/コト/論文- 23(火)[ナイト]

場所:Zoom

「Hot topics ー今私が今注目のモノ/コト/論文ー」では、Wacca Week第一回のナイト・セッションということで、気軽にみなさんが今注目しているモノ・コト・論文について紹介し合う場所にしたいと考えています。

最近注目している研究(自著含む)、データ、手法、ツールをはじめ、自分が熱いと思う「これは。。」というネタを是非引っさげてお越しくださいませ。

スタイル的には、zoomを利用して全参加者が一同に集います(遅刻welcome)。司会者がその場にいる参加者にランダムに指名しながら、Hot なものを紹介していこうと考えています。

  • もし紹介したいものがない場合は、その場で「ありませ〜ん」と答えてもOKという気楽な場です。できる限り、多くのネタを収集していきたいと思いますので、紹介は1~2分程度を考えています(ネタの件数については限りがありません)。
  • 発表資料の用意は自由です。スライドや動画を使っても良いですし、口頭だけ、PDFだけ、WebページだでもOKです。

こんな感じで、「まとまるのか!?」というようなセッションですが、お酒やご飯を飲みくいしながらゆるりとやりましょう。面白そうなものは別の機会にやりましょう!。

  • あの人に聞きたい -拡大版ちょっと教えて- 23(火)[ナイト]

Slack上の#ちょっと教えて チャネルの拡大版として、オンラインでお話を伺う機会にしたいと思っています。一つ目の質問として以下の【研究所、企業、大学間の研究環境の違い】を複数の研究機関の経験者の方にお話を伺う予定です。

【研究所、企業、大学間の研究環境の違い】

  • 予算の規模感、一つのテーマのスケジュール感
  • チームワーク vs 個人プレー
  • テーマ設定方法、テーマ自由度
  • 研究ツールの違い

参加者の事前の準備はありません。その他、もし「あの人に聞きたい」という質問がある方は、ぜひこの機会をご活用ください。事前にSlack上やメール等での共有、もしくは当日その場で質問していただいても大丈夫です。

こちらのセッションも飲みながらのカジュアルな場を想定していますので、お気軽にご参加ください。

  • 研究の社会実装・産学官連携 -合同会社WACCA- 24(水)[ランチ]

研究成果を社会実装するために必要となることは何かについて、研究成果のビジネス展開という側面も含めて検討する。具体的なアイデアについて検討するというよりも、我々の分野において潜在的に可能なことは何かについて俯瞰的な観点から考えてみる。参加者の興味を踏まえて、あるアイデアがある場合に大学や研究所等でそれを社会実装、ビジネス展開するために必要なことは何かといったような点の具体的な議論や、今後研究を行う上での資金的な工夫としての社会実装、ビジネス展開の可能性、必要性といったような点に関する意見交換を行う。発展的な目標として、参加メンバーで仮に合同会社を作るならば何が具体的な問題として生じるかのシミュレーション(もしくはそのような試みを今後行うための一歩)について考えてみたい。

  • 持ち腐れデータ/技術展覧会 -WACCAフェア- 26(金)[ランチ]

「持ち腐れデータ/技術展覧会 -WACCA フェア- 」では、みなさまが普段解析していて出てきた、当初の興味とは違うんだけど何か・誰かにとっては役立ちそうなデータや、「技術的にこんなことできるんだけど、誰か興味ありませんか」という技術など、文字通り持ち腐れているデータ・技術をお互いに紹介・展覧しましょうという企画です。別に持ち腐れているわけじゃないというものも、もちろん歓迎です。展覧会ということで、こちらの企画はSpatialChatというものを使います。(私は初めてなので、いろいろ戸惑うかもしれません。ご容赦ください)自分のデータ・技術を紹介したい方は、自由に展示(画面共有)して、みんなであーだこーだと言い合う感じになれば良いと思います。開始の時だけ、私から簡単に一言挨拶申し上げますが、以降は自由に展示・閲覧・入退室いただいてOKです。展示したい方は当日展示物を画面共有で出してもらえれば良いと思います。

みなさまのご参加をぜひお待ちしています。

  • 今年度企画振り返り・次年度企画会議 26(金)[ナイト]

COVID-19の影響下で開始した2つのランチミーティング「水分野の歴史研究会」「月末オンライン勉強会」について振り返る。印象的な発表、(発表者が参加している場合)発表の際に考えたことなどを参加者で自由に話し、本年度の取り組みに関して良かった点、改善が必要な点について意見交換する。これらを通じて、次年度の勉強会の内容を議論する。

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