【目的】
気候変動や生態系保全,国際協力などSDGsにも関わる多くの地球環境・社会問題は水と深く関連する.水工学・水文学分野では研究者・技術者・実務者が連携しながら課題解決してきたが,研究・業務の細分化や少子高齢化等による若手人材不足などにより,旧来の枠組みでの連携は今後,難しくなると思われる.本企画では,産官学に渡る水問題への取り組みを横断的に学び,若い世代が今必要な活動や連携を議論する.
【企画内容】
- 4月~7月に月1~2回程度オムニバス形式の講演会を実施(5回を予定)
- 産官学連携をテーマに各立場の方々から講演
- 8月1日(日)に各講演を踏まえた討論会を実施
- 討論会では講義内容を踏まえて若手世代が今必要な活動や連携について議論する。
- 7月26日~8月1日午前中まで全講演のオンデマンード配信を行う予定です。
→連続講演回期間途中からの参加も歓迎です。 - 土木学会認定CPDプログラム(予定)
→詳細は本ページ下部を参照
【講演形式】
- 昼休み(12:00-13:00)にオンラインで実施(Zoom開催+Youtube配信)
- 7月26日~7月31日まで全講演のオンデマンド配信(Youtube)予定
- ワークショップ(8月1日)当日午前中にも録画配信予定
【講演プログラム】(随時更新)
- 【4/20】社会水文学-世界の動向と日本での展開の可能性- (中村晋一郎氏・名古屋大学)
- 【5/17】企業が求められる水リスクマネジメント(金子祐氏・八千代エンジニヤリング株式会社)
- 【6/11】流域治水〜様々な対策を統合した水害リスク低減効果評価手法の確立に向けたフィリピンでの試み(板垣修氏・国土技術総合政策研究所)
- 【7/8】河川工学研究と河川技術実装とのあるべき関係とは?-水分野の産官学連携の本質論を考えるために(藤田光一氏・河川財団河川総合研究所)
- 【7/16】地方大学-行政連携型の地域気候変動適応センター -行政と連携した気候変動影響研究の実際-(原田守啓氏・岐阜大学)
【討論会 8/1(日)】※詳細は後日更新
07:45-08:00 開会の挨拶・趣旨説明
08:00-09:00 (録画配信) 中村晋一郎氏「社会水文学-世界の動向と日本での展開の可能性-」
09:00-10:00 (録画配信) 金子祐氏「企業が求められる水リスクマネジメント」
10:00-11:00 (録画配信) 板垣修氏「流域治水〜様々な対策を統合した水害リスク低減効果評価手法の確立に向けたフィリピンでの試み」
11:00-12:00 (録画配信) 藤田光一氏「河川工学研究と河川技術実装とのあるべき関係とは?-水分野の産官学連携の本質論を考えるために」
12:00-13:00 (録画配信) 原田守啓氏「地方大学-行政連携型の地域気候変動適応センター -行政と連携した気候影響研究の実際-」
※(録画配信)の講演は7月26日~7月31日にもオンデマンド受講可能です.
13:00-14:00 昼休憩
14:00-17:00 討論会
17:00-17:10 閉会の挨拶
【CPDについて】
認定団体
本講演会は土木学会認定CPDプログラムです。土木学会以外のCPDに単位登録される方につきましては、プログラム認定の可否は各団体の判断となりますことご了承ください。
土木学会CPD認定番号
JSCE21-0448
土木学会CPD単位(1単位/時間)
講演会:1名(1時間)ごとに1単位
討論会:3単位
発行時期・受け取りまでの流れ
講演会・討論会の全取得単位を9月上旬に発行予定です。各講演会分のCPDは講演直後に発行しませんので、ご注意ください。CPD受講証明書の発行には、下記の3つの条件が必要となります。
- 事前登録 ※6月11日より開始!
- 講演当日、討論会当日(録画配信)もしくはオンデマンド配信での受講
- 期限までの所見(学びや気付き)の提出(討論会終了後から2週間以内)
それぞれ、以下の注意事項をご確認ください。
事前登録いただいた連絡先にCPD受講証明書をメール送付いたします。
1. 事前登録
以下の Googleフォームから事前登録をお願いします。
事前登録用 Google フォーム 受付終了済み
事前登録していただいた方にのみ、受講のためのZoom(当日受講のみ)とYouTubeのURLを連絡いたします。事前登録がない場合、受講とアンケート回答していただいても、CPD受講証明書は発行できませんので、ご注意ください。オンデマンド配信を受講する場合、配信先リンク送信のため7月15日(金)22日(木)までにご登録ください。
2.受講
録画はご遠慮ください。当日の受講は議論参加型(Zoom)と聴講型(YouTube)があります。議論参加型は人数制限がございます。議論参加型の予定で当日受講で不参加となった方は、後日オンデマンド配信に切り替えることも可能です。その際は事務局まで連絡ください。討論会には参加せず、講演会のみの受講に対するCPD受講証明書発行も可能です。
3.期限までの所見の提出
事前登録いただいた方々に、所見提出用のGoogleフォームリンクをお送りいたします。討論会終了後(当日含む)から2週間以内(8/15 17時まで)に、講演会・討論会ごとに得られた学びや気付きについて100文字以上ご記入ください。討論会終了後から1か月程度でCPD受講証明書を発行いたします。
施工管理技士会等、個人のCPD記録の登録申請に受講証明書を必要とする団体を利用されている方
ご自身で建設系CPD協議会の登録申請・受講証明書フォーマットに必要事項をご記入の上、下記連絡先までメールにてご連絡いただきますようお願いいたします。
補足(Q&A)
Q1:各会でのCPD発行は可能? A1:可能です。(但し、上記1~3の手順が必要であり、基本的にはCPDをまとめて発行します。(Q&AのQ3))
Q2:講演会の生配信に参加したが、オンデマンド配信の事前登録が必要? A2:はい、お手数おかけしますが、CPDが必要な方は事前登録だけお願いできればと思います。選んだ講演のリンクをお送りしますので、討論会前の確認や所見作成等にご活用ください。(Q&AのQ4も参照)
Q3:CPDはどのように発行される? A3:上記1~3を満たした分をまとめて発行します。名前等を空欄のデータ(PDF)でお渡ししますので、ご自身で必要事項を記入の上、提出・登録してください。
Q4:生配信の講演会を受講(視聴)した場合、各会へのCPD申請はどのように行えば良い? A4:生配信用のCPD認定プログラムを申請(例えば、JCCAの1-B)しておりませんので、お手数をおかけしますが、オンデマンド配信の事前登録をしていただき(Q&AのQ2)、オンデマンド配信(例えば、JCCAの20-B)で申請していただければと思います。
Q5:複数の講演会を複数日で視聴したが、どのように申請すれば良い? A5:申請する機関によって、申請方法が異なるため、一概には言えませんが、JCCAを例に挙げますと、4月1日からの規定変更で、建設系CPD協議会構成団体提供の「Web講習(録画配信)」は認定されました。このため、開催日や時間はご自身が視聴した日でも8月1日でも、上記のオンデマンド配信期間であれば、問題ないと考えられますが、8月1日が無難かと思います。オンデマンド配信期間のエビデンスにはこのページを添付していただければと思います。
Q6:討論会の録画視聴は可能?その分のCPDは発行される? A6:討論会の録画はいたしません。このため、CPDは討論会当日に参加された方のみ発行いたします。
問い合わせ
田中智大(京都大学大学院地球環境学堂,WACCA産官学連携グループ2020年度代表)
メールアドレス:tanaka.tomohiro.7c@kyoto-u.ac.jp
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